買い物作法

不必要なものは買わないという大前提で話を進めます。

まず、必要なものでも、実際に買ってみて使ってみると、
全然使えなかったことが何度も!あります。
そのたびに自己嫌悪に陥るのです。「なんで使えないものを買ってしまったんだろう」と。
でも、お試し期間なんてないので、買わないと使えません。
だから、たとえ使えなかったり合わなかったりしても、事前に下調べをして、サイズを測って、さわり心地も試して、あらゆる吟味を重ねた上であれば、それは可抗力なのです。

というわけで、必要なものを買って使えない場合は、
「あちゃ!はずれた!」と思うことにします。
それで終わり。
必要なものなので、買わないわけにはいきませんが、
そりゃなんでも都合よく揃いません。

「都合よく」

ここが肝ですね。
この世の中、自分の都合なんておかまいなしです。
なぜなら、この世の中に「都合」なんてないからです。
「都合」は私の、あなたの、みなさんの頭の中に、分子レベルか量子レベルかわかりませんが、「反応」としてあるだけです。
存在しないものに世の中が沿うわけありません。

だから、欲しけりゃ買う。で、役に立たなかったら別なのを買う。
金がなければ貯める。金がたまっても尚必要なら買う。

もう駆け引きとかそういうややこしい話なんて全然関係ないですね。
普通に何の準備も気構えも必要なく、単純な対処法で良いのです。

今日は会社で使うクッションを、昼休み中に買いました。腰が痛いので。
でも、椅子にも体にも合いません。なので、これは家で使います。

いじょう。

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