日常

さまよい歩く昼休憩②

昨日から続いてます。
マックスバリューでの休憩を諦めたところから。

さて次の日。
まず昨日までとまるで違うことがある。
それは弁当持ってきたこと。
やはり外食は高くつくので、可能な限り出費を抑えたかった。
給料が出ても、給料が上がっても、無駄な出費を許容する道理はない。
しかし、これが大正解だった。弁当といっても、おにぎり2個だが、なにせ手軽で美味い。
具はからし菜を炒めたものと梅干し各1個。
それに海苔を巻いてアルミホイルでくるんだものだ。炊いた米からおにぎりにするまで、賞味10分くらい。
まずは出勤してから、梅干し握りを朝ごはん変わりに2〜3口食べ、残りは冷蔵庫に。
で、昼休憩が始まると、そのおにぎりを持って外へ出る。
向かった先は会社から徒歩2分の場所にある公園。
この公園には屋根付きのテーブルがあり、そこに座っておにぎりを食べる。
ここもパブリック・スペースなので、先客がいる可能性はあるが、
マックスバリューはベンチがひとつだったが、ここはテーブルが2ヶ所あるし、
何より人間が少なかった。
僕はコンビニで買ったお茶を飲みながら(これも出費の一つなので、今後対策は必要だが)、
おにぎりを食べ、食後のタバコを吸った。だいたい15分ほどを、その公園で過ごす。
その後、さて残りの時間をどう過ごすかと考えていた。
残りの45分を公園で過ごす以外に、何かすることはないのだろうか。
そこで、色々と考えを巡らせた結果、僕は驚愕の事実に気づいてしまった。
今までは昼休憩をゆっくり過ごすべきと、勝手な思い込みをしていた。
理由は特にない。休憩だから休む。ただそれだけだった。
しかし、よく考えればとんでもない誤解だった。
仕事はほぼデスクワークだ。PCの仕事とはいえ、体を動かす作業ではない。
それなのに、なぜ休憩の時まで体を休める必要があるのだろう。
むしろ、仕事中は体を動かす機会がないのだから、休憩こそ動くべきではないのか。
僕は散歩をすることにした。
会社の近所を歩いた。
これがとても気持ちよかった。外は天気が良い。4月だというのに、腕まくりして歩けるほどの陽気だった。
お茶を飲みながらテクテクと歩いていると、途中でショッピング・センターを見つけた。
スーパーマーケットの他に、食堂やレストランがあった。
そのひとつにテラス席のあるレストランを見つけた。イタリアンのチェーン店で、まぁファミレスみたいなものだ。

僕は次の日、そのレストランに行ってみた。
ランチを食べた。恐ろしいことに880円も取られた。
日替わりのスパゲティーと、三角形のトーストと、サラダがついている。
飲み物はホットコーヒーを頼んだ。
料理はうまかったが、タバコを吸うためにテラスに座ったおかげで、
ちょっと困った出来事が起こった。
スーパーのお掃除おばちゃんが、掃除しているのだ。
仕事だとはいえ、レストランで食事をしている客がいるのに、
真横でほうきを振り回している。なんと無神経な人間だろう。
しかも、その日は休憩の間その店にいたので、
散歩した日より疲れてしまった。
やっぱり休憩は散歩するべきだ。体を動かすべきだった。

給料が出たら、たまにパスタを食べに来ればいい。
飲み物はテイクアウトできるらしいので、
店内で食事をした後、フタ付きの紙コップを持ってテラスに出れば、
おばさんがまき散らした埃も恐れるに足らない。
それ以外の日は、おにぎりを公園で食べ、その後散歩をする。
雨の日も公園でおにぎりを食べ、残りの時間は会社の駐車場でタバコを吸うことにする。
もしくはコーヒーだけ飲みにファミレスに行くか。まぁ、それは雨の日に決めれば良い。

こうやって、休憩時間の過ごした方が確率した。
所要時間はほぼ7日。つまり7回の休憩を経て、ようやく活路を見出したわけだ。
これで憂いが一つ減った。
残った憂いがどんなものかは知る由もないが、
減ったことは素直に嬉しい。

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