久しぶりのDVD借りてみた

借りたのは以下のとおり。

  • ゼロ・グラビティ
  • アメージング・スパイダーマン2
  • エリジウム
  • ロボコップ(2014年版)
  • 偽りなき者

このうち、偽りなき者以外は見終わった。
金曜の夜に2本。土曜に2本という割合。
で、感想ですけど、ゼロ・グラビティが一押し。
それ以外はハズレ。

最近は手持ちカメラが流行っているんだろうか。
イリジウムもロボコップも手持ちカメラが多用されてた。
たぶん、ドキュメンタリーみたいな雰囲気を出したかったのだろうが、
まったくもって逆効果。
長回しならまだしも、カット割りも多いから全然落ち着いて見られない。
エリジウムは今や使い古されたネタだし、
ロボコップはオリジナルほどインパクトはなかった。

アメージング・スパイダーマン2は、ストーリー展開が早すぎて、
感情移入がついていけなかった。
そもそもグエンの件は、コミック発行当時に巨大なインパクトを与えた大事件だったらしいのだが、
映画ではどうもピンとこない。
もう少しグエンとピーターのやりとりを丁寧に描ければいいのに、
そのセンセーションをエレクトロが持って行っちゃった感が残念。
むしろ、ヴィランはグリーン・ゴブリンだけでよかったような気もする。
あと、父親との件も次回でよかったと思う。テーマが増えすぎ。

そしてゼロ・グラビティ。
これはアカデミー賞とっただけあって、よく出来ている。
今回見た4本の中では、一番丁寧にストーリーを描いていた。
だからこそ、見ている方もキャラクターについていくことができた。

さて残るは「偽りなき者」
日曜日にじっくり観ようと思います。

 

追記。

ゼロ・グラヴィティについてネットサーフィンしていたら、
この映画にいろいろ突っ込みどころがあることがわかった。
特にNASAの協力拒否(「岡田敏一のエンタメよもやま話」より)には吹いた。

そりゃまぁ怒るよね。
NASAの言い分は、「実際はあんなジェットコースターみたいな災難のオンパレードにはならない」っていうことらしいし。

あ、これなんか歴史の取り扱いと似てるな。
事実かどうかという問題を検証するより、「出来事」を可能性として取り扱い、その上で今後その「出来事」が起こらないように対策を考える上で、歴史から学ぶ。
ということだろうか。
で、NASAは「だから!対策してるから!」って怒ってるんだと思う。
確かに予備知識を仕入れた後で再考すれば、突っ込みどころは満載だった。
特にサンドラ薄着なところとか。

でも、純粋にサンドラの帰還はドラマチックだったし、
ストーリーテリングに関しては、あのシンプル感が自分の好みであり。
まぁ、いいか。

 

 

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