この世、人間、時間、重力

頑張っても報われないこともある。
正義が負けることもある。
正しいと信じていた事が実は違うこともある。
弱肉は強食される。
理不尽で金が集まる。

行動的な無神経が、
受動的な繊細より優れているというのなら、
この世は何を目指しているのか。

世間が「逃げた」という烙印を押した人々こそ、本当は勇者なのかもしれない。
ここは戦場なのだ。
いずれは消えてなくなるのだ。

かつてガリレオを否定した人間たちがいたように、
我々もまた未熟で盲目で、
常に何かを犠牲にしながらその鎖を繋いでいるが、
それは真理ではない。

世の中には、たとえ道が閉ざされると分かっていても、戦場から脱出を試みる人だっているのだ。

昔、沖縄戦を舞台にしたドラマがあって、
主人公役の明石家さんまが、
負傷した米兵を射殺しろという上官の命令を拒否して、
逆に上官から撃ち殺されるシーンがあった。

現代を生きるということは、あの時米兵を射殺することと同じなんじゃないだろうか。

みんな傷だらけなのに、
なぜ、次の日にはその傷が癒えるのか?
癒えているのか?
癒えてないけど、痛みを感じないだけなのか?

生き方を変える時だ。
いったい何に執着しているのか。
夢の中で自分を縛る重力と、
現実の重力の違いはなんだ?

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