私は小心者なので、変更されたファイルが何かも知らずに公開サーバーを更新するのが怖くて仕方ありません。
そこで、更新をかける前に「どのファイルが更新されるよ」という情報を得ることにしました。
「このファイルが更新されてるよ」=「このファイルが変更されてるよ」
上記の公式に基づき、FETCHとDIFFで情報を得ます。
※注意
この操作は、私の環境でうまくいったものですが、みなさんも同様の結果が得られる保証はありませんので、実行する場合は自己責任で慎重に行ってください。
(1)FETCH
リモート・リポジトリにいる状態で、ワーキング・ツリーからFETCHします。
# git fetch
これでワーキング・ツリーの最新情報が取得できました。
(2)DIFF
ワーキング・ツリーの最新情報とリモート・リポジトリのHEADを比較し、変更されたファイルを取得します。
# git diff HEAD..FETCH_HEAD --name-only
これを実行すると、ターミナルの画面に対象ファイル名がずら~っと表示されます。
その一覧を見て、意図しないファイルが含まれていないか確認します。
問題なさそうなら、PULLしちゃいましょう。
コンフリクトが起こっている場合は、
#git merge
で解決するかどうか試してみてください。
(3)PULL
DIFFをとって変更箇所を確認すれば、ようやく安心できるようになります。
では、リモート・リポジトリを更新しましょう。
# git pull