思考について

自分の人生に思考が向かうのは、きっと人生に退屈しているんだと思う。
脳は元来刺激を求める。だから何も考えていないときなど、隙があれば脳は余計な思考をさせようとする。
そして、思考は癖になる。例えば何か外部刺激があって、それに起因するスイッチがいくつかあるとする。
どのスイッチを押すかは、ある程度自意識でコントロールできるのだが、何度も同じスイッチを押していると、いつのまにかある外部刺激に対して、同じそのスイッチを押すことが癖になってしまう。

それは、ポジティブ思考やネガティブ思考に関わらない。

だから基本は、常にポジティブであること。

そして、思考を他人に左右させないこと。
他人が一番操りやすい人間は、思考を自分でコントロールできない人間なのだ。
その典型的な先方に、相手を怒らせて冷静さを失わせるというのがある。
その先方に乗らないためには、まず感情と思考を切り離す。

「バーカ!バーカ!プゥ!」と言われて(あ、こいつはオレを怒らせようとしてるな)とか思うことで冷静さを保つのではなく、実害のない刺激には反応しないことが大切なのだ。

例えばここで「バーカ!バーカ!プゥ!」といわれて命の危険が脅かされるとか、生活に必要な稼ぎがフイになるとかであれば、それはまったく反撃してもやぶさかではない。

そういうものだ。

って、思いつくままに書いただけだから、後で整理します。ハイ。

他人は映画の登場人物だと思うことにする

わが社の代表には手を焼く。
「まったく、なんの因果でこんなめんどくさい人間の会社に就職したのか?」と思う。
これも立派な不運なんじゃないかと。

しかし、この世は自分の力でなんとかなるものもあれば、いくら努力しても警戒しても、どうにもならないことだってある。
代表の存在(もしくは縁)もその一つ。

だから、僕は今日から、他人を映画の中の登場人物だと思うことにする。
同じ画面の中で上映されている映画というわけだ。
映画の登場人物と思えば、嫌いな人間だからといって、映画監督に「なんであんなやつ登場させるんだ!」と文句をいうわけにはいかない。

また、登場人物だと認識することによって、僕は単なる傍観者になれる。
たとえ僕がよけいな仕事を振られても、実害がなければ気にしない。
映画に出てくる登場人物でも見るように、「アホな人だ」とか感想を、脳内でつぶやいたりする。
そして、そこから学べるものがあれば、自分の人生に生かしてみる。

たとえばブラック企業に勤めてしまって、精神衛生上よくないと感じれば、
仕事は辞めつつ「妙な会社だ」という感想を脳内でつぶやく。

なぜ自分がそんな会社に就職しなければならなかったのか?

この映画はなんでもありなんですよ、お客さん。

いやいや、話がそれてきた。
何がいいたいかというと、出来事をそのまま解析すればいいだけで、そこに「他人に対する自分の感情」がからむと、冷静な判断ができなくなる。

気楽にいこう

もう試練とか乗り越える壁とかどうでもいい。
世の中には自らを省みることもなく、平気で他人を押しのけて、人間的な未熟さを恥じ入ることもなく、平気で他人を不快にさせる人間が多いなか、しかも、そういう人間が人の人生を担う「経営者」に多いなか、なぜ普通の人間が不運をこうむるたびに耐えたり、自省からよりよい人間になろうと精進しなければならないのか。

完璧な人間などこの世にはいないし、そもそも万事が相対的なこの世の中で、何をもって「完璧」というのか。
そういう偶像を追うのをやめて、ありのままの自分で生きていこう。
ばかな人間の相手をしている時は、素直に「馬鹿だ」と思えばよい。「こんな人に対しても、大きな心で接しなければ」などと思うことはない。

そういう痛い人や出来事に遭遇することで、怒ったり避難したり自分を哀れんだり嫌悪したり、そういうのは確かに無駄だ。わざわざ正面衝突するようなものだ。
しかし、だからといって自分に負荷をかけることもない。

馬鹿は馬鹿だし、卑怯者は卑怯者だ。
それらを正しく見極め、必要なら回避する。
進路変更は撤退や退化ではないのだ。

あなたの人生は古今東西唯一無二

過去現在未来において、あなたの人生はあなた以外に誰も経験したことはありません。あなただけの人生です。つまり、あなたはあなたの人生を体験しています。それが今あなたがここにいる目的です。

望み

今の望みがすべて叶った場合、
その後の人生は何と戦えばいいんだろう。
今は生きることに執着してないから、死ぬこと自体はたいして恐ろしくないけど、生きていることに満足してしまうと、こんどは死にたくないと思うようになるのが怖い。
今のところ、どんな状況にあっても、生きていることに満足したことも、生まれて良かったと思うこともなかったが、それが唯一の救いか?
つまり、望みがすべて叶っても、次の望みが出てくる。
それはそれで困ったもんだ。