経営者という人格

「現実空間湾曲フィールド」というものは、何もスティーブ・ジョブズの専売特許ではない。今まで就職した会社の経営者には、等しく皆さん同じフィールドを持っていた。
聞き間違いというのも中にはあるかもしれないが、数字の項目が入れ替わったり、他人の言動を自分のものにしたり、言った覚えのない言葉が、情景も含めて記憶されていたり、それはもう、唖然としてしまうことがある。

しかし、よく考えればそういう特性を持った人は、経営者に限らない。中間管理職にもいるし、平社員にもいるし、学生にだっている。
ということは、彼らにも経営者としての素質の一部が備わっているということになるだろうか。
もちろん、そんなフィールドが占める割合など、経営者の資質全体からみれば微々たるものだろう。もしかしたら、フィールドとは資質そのものではなくて、様々な資質が同居することで引き起こす、相互作用の産物かもしれない。

人の上に立つ人間には、2つの事柄についての絶妙なバランス感覚が要求されると思う。
ひとつは合議。もうひとつは独断。
平時は合議を主体にするが、それは経営者の権利であって義務ではない。すべてを合議で片付けられないが、それを実践しているのが日本の統治システムだと思う。
常に合議を必須としていると、リーダーシップを発揮できない。なぜなら、地位としてのトップや、まとめ役的な人は存在できても、常に合議のフィルターで濾されるので、実力者が見えない。

なんか話題が変わってるな。もう少し考えることにするので、続きは次回ということで。
眠い(-_-)zzz

外出できず(犬の散歩以外)orz

今日は予定があった。
会社で使う歯ブラシを買う。会社で使うメモ帳を買う。
そのために無印良品まで行こうと、昨日までは思っていた。
行く気も満々だったが、今日になってなぜか外出欲が急激にしぼんでしまった。

天候不良で3日ほど犬の散歩をしておらず、今日になってやっと路面が乾いたので、さすがに犬が不憫になって、散歩に出かけたが、それ以外はずっと部屋にいた。
その間何をやっていたのか思い出してみる。

録画していたテレビ番組を観た。確か3本くらい。
あ、映画も一本観たな。つまんなかったけど。「ファイアーウォール」という、ハリソン・フォードの映画だった。見始めてから、一度観た映画であることを思い出した。映画のタイトルからして、事件の解決もIT技術を駆使するのかと思ったら、最後は普通のサスペンスと変わらない。これは典型的な名前負けだ。

テレビ番組は3つともドキュメンタリーだ。
一本はレッド・ツェッペリンの「天国への階段」を特集した1時間もの。
残りのもドキュメンタリーだが、こちらはビッグバンとタイムトラベルの話題だった。
内容的にはどれもたいしたことなかった。表層部分だけだ。まぁ、天文学や物理学は、表層をまとめないと学術番組になってしまうけどね。

ツェッペリンのライブ映像を見られたのはよかった。ロバート・プラントかっこいいなぁ。

で、それ以外は絵を描いた。
今回はうまく描けたのだが、何も考えずに普通のノートに書いてしまった。
今度はちゃんとした紙に、ちゃんとしたペンで書いてみようと思う。

それで一日終わりだ。
夕食作って食って、ブログの設定とデザイン変更して、タバコ吸って、野菜ジュース飲んで、今に至る。

やっぱり、気分に任せて行動するとロクな事がない。
今日も一日を無駄にしてしまった。貴重な休みなのに。
やはり、無理やりでも動かなければダメだ。友達からそう助言も受けたのに。
明日は外に出る。

自業自得と不運の境目

自業自得は不運とは言わない。
なぜなら、人事を尽くしていないから。
信号無視した車が歩行者を轢いたとして、運転手に同情する人間など誰もいないだろう。

ルールを破ることが豪胆だと勘違いしている人間がいるが、
どうしてそういう行動ができるのか理解に苦しむ。

僕は少なくとも、リスクを回避する程度の知恵はある。
そのために必要なルールであれば、喜んで守る。

さまよい歩く昼休憩②

昨日から続いてます。
マックスバリューでの休憩を諦めたところから。

さて次の日。
まず昨日までとまるで違うことがある。
それは弁当持ってきたこと。
やはり外食は高くつくので、可能な限り出費を抑えたかった。
給料が出ても、給料が上がっても、無駄な出費を許容する道理はない。
しかし、これが大正解だった。弁当といっても、おにぎり2個だが、なにせ手軽で美味い。
具はからし菜を炒めたものと梅干し各1個。
それに海苔を巻いてアルミホイルでくるんだものだ。炊いた米からおにぎりにするまで、賞味10分くらい。
まずは出勤してから、梅干し握りを朝ごはん変わりに2〜3口食べ、残りは冷蔵庫に。
で、昼休憩が始まると、そのおにぎりを持って外へ出る。
向かった先は会社から徒歩2分の場所にある公園。
この公園には屋根付きのテーブルがあり、そこに座っておにぎりを食べる。
ここもパブリック・スペースなので、先客がいる可能性はあるが、
マックスバリューはベンチがひとつだったが、ここはテーブルが2ヶ所あるし、
何より人間が少なかった。
僕はコンビニで買ったお茶を飲みながら(これも出費の一つなので、今後対策は必要だが)、
おにぎりを食べ、食後のタバコを吸った。だいたい15分ほどを、その公園で過ごす。
その後、さて残りの時間をどう過ごすかと考えていた。
残りの45分を公園で過ごす以外に、何かすることはないのだろうか。
そこで、色々と考えを巡らせた結果、僕は驚愕の事実に気づいてしまった。
今までは昼休憩をゆっくり過ごすべきと、勝手な思い込みをしていた。
理由は特にない。休憩だから休む。ただそれだけだった。
しかし、よく考えればとんでもない誤解だった。
仕事はほぼデスクワークだ。PCの仕事とはいえ、体を動かす作業ではない。
それなのに、なぜ休憩の時まで体を休める必要があるのだろう。
むしろ、仕事中は体を動かす機会がないのだから、休憩こそ動くべきではないのか。
僕は散歩をすることにした。
会社の近所を歩いた。
これがとても気持ちよかった。外は天気が良い。4月だというのに、腕まくりして歩けるほどの陽気だった。
お茶を飲みながらテクテクと歩いていると、途中でショッピング・センターを見つけた。
スーパーマーケットの他に、食堂やレストランがあった。
そのひとつにテラス席のあるレストランを見つけた。イタリアンのチェーン店で、まぁファミレスみたいなものだ。

僕は次の日、そのレストランに行ってみた。
ランチを食べた。恐ろしいことに880円も取られた。
日替わりのスパゲティーと、三角形のトーストと、サラダがついている。
飲み物はホットコーヒーを頼んだ。
料理はうまかったが、タバコを吸うためにテラスに座ったおかげで、
ちょっと困った出来事が起こった。
スーパーのお掃除おばちゃんが、掃除しているのだ。
仕事だとはいえ、レストランで食事をしている客がいるのに、
真横でほうきを振り回している。なんと無神経な人間だろう。
しかも、その日は休憩の間その店にいたので、
散歩した日より疲れてしまった。
やっぱり休憩は散歩するべきだ。体を動かすべきだった。

給料が出たら、たまにパスタを食べに来ればいい。
飲み物はテイクアウトできるらしいので、
店内で食事をした後、フタ付きの紙コップを持ってテラスに出れば、
おばさんがまき散らした埃も恐れるに足らない。
それ以外の日は、おにぎりを公園で食べ、その後散歩をする。
雨の日も公園でおにぎりを食べ、残りの時間は会社の駐車場でタバコを吸うことにする。
もしくはコーヒーだけ飲みにファミレスに行くか。まぁ、それは雨の日に決めれば良い。

こうやって、休憩時間の過ごした方が確率した。
所要時間はほぼ7日。つまり7回の休憩を経て、ようやく活路を見出したわけだ。
これで憂いが一つ減った。
残った憂いがどんなものかは知る由もないが、
減ったことは素直に嬉しい。