自業自得と不運の境目
自業自得は不運とは言わない。
なぜなら、人事を尽くしていないから。
信号無視した車が歩行者を轢いたとして、運転手に同情する人間など誰もいないだろう。
ルールを破ることが豪胆だと勘違いしている人間がいるが、
どうしてそういう行動ができるのか理解に苦しむ。
僕は少なくとも、リスクを回避する程度の知恵はある。
そのために必要なルールであれば、喜んで守る。
自業自得は不運とは言わない。
なぜなら、人事を尽くしていないから。
信号無視した車が歩行者を轢いたとして、運転手に同情する人間など誰もいないだろう。
ルールを破ることが豪胆だと勘違いしている人間がいるが、
どうしてそういう行動ができるのか理解に苦しむ。
僕は少なくとも、リスクを回避する程度の知恵はある。
そのために必要なルールであれば、喜んで守る。
昨日から続いてます。
マックスバリューでの休憩を諦めたところから。
さて次の日。
まず昨日までとまるで違うことがある。
それは弁当持ってきたこと。
やはり外食は高くつくので、可能な限り出費を抑えたかった。
給料が出ても、給料が上がっても、無駄な出費を許容する道理はない。
しかし、これが大正解だった。弁当といっても、おにぎり2個だが、なにせ手軽で美味い。
具はからし菜を炒めたものと梅干し各1個。
それに海苔を巻いてアルミホイルでくるんだものだ。炊いた米からおにぎりにするまで、賞味10分くらい。
まずは出勤してから、梅干し握りを朝ごはん変わりに2〜3口食べ、残りは冷蔵庫に。
で、昼休憩が始まると、そのおにぎりを持って外へ出る。
向かった先は会社から徒歩2分の場所にある公園。
この公園には屋根付きのテーブルがあり、そこに座っておにぎりを食べる。
ここもパブリック・スペースなので、先客がいる可能性はあるが、
マックスバリューはベンチがひとつだったが、ここはテーブルが2ヶ所あるし、
何より人間が少なかった。
僕はコンビニで買ったお茶を飲みながら(これも出費の一つなので、今後対策は必要だが)、
おにぎりを食べ、食後のタバコを吸った。だいたい15分ほどを、その公園で過ごす。
その後、さて残りの時間をどう過ごすかと考えていた。
残りの45分を公園で過ごす以外に、何かすることはないのだろうか。
そこで、色々と考えを巡らせた結果、僕は驚愕の事実に気づいてしまった。
今までは昼休憩をゆっくり過ごすべきと、勝手な思い込みをしていた。
理由は特にない。休憩だから休む。ただそれだけだった。
しかし、よく考えればとんでもない誤解だった。
仕事はほぼデスクワークだ。PCの仕事とはいえ、体を動かす作業ではない。
それなのに、なぜ休憩の時まで体を休める必要があるのだろう。
むしろ、仕事中は体を動かす機会がないのだから、休憩こそ動くべきではないのか。
僕は散歩をすることにした。
会社の近所を歩いた。
これがとても気持ちよかった。外は天気が良い。4月だというのに、腕まくりして歩けるほどの陽気だった。
お茶を飲みながらテクテクと歩いていると、途中でショッピング・センターを見つけた。
スーパーマーケットの他に、食堂やレストランがあった。
そのひとつにテラス席のあるレストランを見つけた。イタリアンのチェーン店で、まぁファミレスみたいなものだ。
僕は次の日、そのレストランに行ってみた。
ランチを食べた。恐ろしいことに880円も取られた。
日替わりのスパゲティーと、三角形のトーストと、サラダがついている。
飲み物はホットコーヒーを頼んだ。
料理はうまかったが、タバコを吸うためにテラスに座ったおかげで、
ちょっと困った出来事が起こった。
スーパーのお掃除おばちゃんが、掃除しているのだ。
仕事だとはいえ、レストランで食事をしている客がいるのに、
真横でほうきを振り回している。なんと無神経な人間だろう。
しかも、その日は休憩の間その店にいたので、
散歩した日より疲れてしまった。
やっぱり休憩は散歩するべきだ。体を動かすべきだった。
給料が出たら、たまにパスタを食べに来ればいい。
飲み物はテイクアウトできるらしいので、
店内で食事をした後、フタ付きの紙コップを持ってテラスに出れば、
おばさんがまき散らした埃も恐れるに足らない。
それ以外の日は、おにぎりを公園で食べ、その後散歩をする。
雨の日も公園でおにぎりを食べ、残りの時間は会社の駐車場でタバコを吸うことにする。
もしくはコーヒーだけ飲みにファミレスに行くか。まぁ、それは雨の日に決めれば良い。
こうやって、休憩時間の過ごした方が確率した。
所要時間はほぼ7日。つまり7回の休憩を経て、ようやく活路を見出したわけだ。
これで憂いが一つ減った。
残った憂いがどんなものかは知る由もないが、
減ったことは素直に嬉しい。
再就職してからの悩み事の一つに、「昼休憩をどこで過ごすか」というものがある。
今の会社は事務所が狭いので、昼休憩は外で過ごすことになる。
そこで、初出社以来過ごし方を色々模索してきた。
初日までは会社の中で食べようと思っていた。
事務所が狭いことは面接の時に判っていたが、昼飯くらいは食べられるだろうと考えていたのだ。
しかし、会社の人に外出を薦められた。確かに、狭い事務所内で他のスタッフが仕事をしているなか、とてもリラックスして休憩をとれる雰囲気ではなかった。
とうより、休めない。スタッフが少ないので、電話が来ればとらなくてはいけないし、来客があれば応対しなくてはいけない。
なにより、他のスタッフが皆さん休憩時間に外出するのに、僕一人だけその掟みたいなものに逆らうことは、一番の新参者としてできるわけなかった。
そこで、初日からいきなり予定が狂ってしまい、貴重な一時間をどのように過ごせばよいのか途方に暮れていると、僕に仕事を教えてくれる人が「近くに吉野家がある」と教えてくれた。
そこで、その日の昼飯は吉野家に決めた。
しかし、牛丼だけで一時間はつぶせない。しかも、僕の唯一の心の友である煙草が吸えない。
僕は15分ほどで牛丼を平らげ、早々に吉野家を後にすると、バイクに跨がって会社近辺の散策をすることにした。
バイクで近所を流していると、確かに喫茶店らしきものはいくつかあったが、毎日喫茶店では僕の予算が破綻してしまう。
そんな中で見つけたのがマックスバリューだ。
ここには喫煙所があり、ベンチもひとつあった。それに、小さい店だがマクドナルドもある。
その日はベンチにオッサンが座っていたので、僕は灰皿の脇で立ったままたばこを吸いながら、明日から休憩はここで取ろうと思った。
そして、その日の昼は終わった。
次の日、マックスバリューで休憩を取る気でいたのだが、よく考えれば確実に座れるとは限らないことを思い出した。昨日もオッサンが座っていたし、誰でも自由に座れるベンチだ。
しかし、これは致命的な欠陥だった。なぜなら、マックスバリューで弁当を買ったとしても、ベンチが埋まっていれば立って食べるしかない。それではさすがに昼休憩の意味がない。僕はその時まで、休憩とはゆっくり座って動かないことだと考えていたのだ。その点については、翌日新しい目が開くのだが、その日はまだゆっくり過ごすつもりでいたので、せめて昼飯はゆっくり食べようと思い、再び吉野家へ向かった。
するとなんと、その日から牛丼並盛りが380円から270円に値下げしていた。その値下げは1週間ほど続くらしい。半年無職の金欠病である僕にとっては、この上なく有り難い話だ。事実、昼飯代さえしんどい状況で(食い物よりも煙草を買うため(*´Д`*))近い内に弁当持参しようと思っていたくらいだ。
そこで、ひとまず牛丼を食べ、その後でマックスバリューへ向かうことにした。
天気は晴れ。ここ最近ずっと天気が良い。
幸い、その日はベンチが空いていたので、休憩中そこで過ごした。
過ごしてみて初めてわかったことだが、思いっきり居心地が悪い。
というのも、ひっきりなしに買い物客が行き交う。子供も多い。とてもゆっくりなどできなかった。
長くなってしまった。
というわけで明日に続きます。
今の会社は残業せずに帰ってる。
必要とあれば、もちろん働く。そんなことは何でもない。
でも、無駄な時間は費やしたくない。
実際、今も若干の罪悪感がある。仕事放置したわけでもないし、帰るときに残っている人から白い目見られたわけでもない。
じゃあなぜということだが、答えは簡単。習慣です。
今までの会社は、定時で帰るなどあり得ん!という風潮だった。
忙しかったが、それは仕事のやりよう。成果物を正しく見ずに、労働時間だけで仕事量を判断すれば、そりゃ質に目がいくわけないよな。
ところが、今の会社にはそういう風潮がない。
むしろさっさと帰れと言われそう。
確かにクライアントがいる仕事なので、作業が集中する日は残業もしなければならない。その時は喜んでやる。仕事があるのはいいことだし、会社がつぶれてもらっても困るしね。
しかし、大抵は余裕で定時上がり。急な要件が入って30分ほど過ぎてしまうこともあるが、経験上そんなものは残業のうちに入らない。
小さな会社で従業員も極端に少ない今の会社。
必然、残業量の多さは覚悟していたけど、なんかほっとした。
どうやら人間的な生活が送れそうだ。まぁ、その分給料は低いけど、非人間的(残業だらけで自分の適正外のことまでやらされ、立ち止まって一息つく暇もなく、ただひたすら金儲けの歯車であることを強制され、生きた心地がしない)会社の高給より、適度な忙しさと、適度な緊張と、平和な人間関係に包まれた会社で、食うに困らない程度の給料もらった方が、個人的には性に合ってる。
若気の至りで会社でも起こそうかと思った時期もあったけど、今考えたらゾッとする。「できる訳ないじゃん」と、今なら思う。
しかし、僕は運がいいのか悪いのか、まったくわからんね。精神病んでるときに無理やり就職して、また同じことの繰り返しになる恐怖に苦しみながら、この1週間過ごしたけど、今は「なんとか勤まるかも」と思うようになってきた。
ただし、ここで調子に乗ると、また状況が180度変わってくるので、とりあえず期待もしないし希望も持たない。何の感想も持たずに、ただ瞬間を生きていくだけです。
後は個人的に金を稼ぐ方法を見つけよう。といってもビジネス系ではなく、どちらかといえばアーティスティックな方面で。
そっちの才能があるかどうかは、僕にもわからん。(^^ゞ
◎本日のノルマ
運動:昼休みに散歩。テレビ見ながら腹筋。
執筆:できんなぁ。
天気の種類は当たった。
晴れだ。晴れすぎ。
外れたのは気温。これのどこが22度なんだよ。直射日光の下じゃあ、きっと30度近くあるぞ。
でもまぁ、昼間の話だし、曇れば寒いし、日が暮れても寒いし、まっいいか。
沖縄で天気のこといっても始まらない。変わりやすいだけならまだしも、色んな天候が同居する地域だからね。晴れてるのに雨降ったり平気でするもんね。
今日は自分が撮った過去の写真を、選別してはひたすらinstaglamにアップしてた。
午後に友達と会ったけど、それ以外はアップアップアップ。
はまるとこれだ。
で、しばらくすると熱が冷める。
最近熱が冷めたことといえば、ピザトースト。ほぼ毎日のように食べてたけど、今は作るのが億劫。
あっ、タイミング的には再就職してからだ。だからか?
でも、半年くらいは続いたのかな。
ピザトーストのブームは、これで2度目だ。
晩御飯はサラダ。最近野菜がやたら美味い。
さぁ、明日からまた仕事だ。相変わらず意欲は薄いが、instaglamにはまってるし、友達のも会いに行ったし、おまけに2時間半も話してたくらいだから、まったく前進してないわけでもなさそうだ。
そのうち昔みたいに色々動き回れる日が来ることを期待しよう。
いや、期待はまずいな。
なるようにしかならない人生だ。
人事を尽くさなければ、天命は待てない。かといって、どれだけ人事を尽くす必要があるのかもわからない中で、人間にできることといえば、日々人事を尽くすことだけだ。期待も希望も持つことなく、その時にできることをやる。
それで天命が来なくても、僕の責任じゃない。どんな人生送ったところで、帰る場所は等しく「無」なのだ。宗教的にはどうか知らないが、物理的には死んだら終わり。
次に生まれ変わったとしても、その人は名前も性別も才能も違う、完全な別人。
そう言い聞かせて今を生きる。
さて、これって前向きな思考なのか、それとも悲観してるのか、現時点では知る由もないが、少なくともそう考えることで、明日への一歩を踏み出すエネルギーを生み出しているような気はする。
あるいは、これを「達観」というのだろうか。